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第一回:企業×学校関係者就職情報交流会 / 9月25日(月)実施

2017年9月25日、新宿NSビル・イベント大ホールにおいて「第一回 企業×学校関係者就職情報交流会」が開催された。
これは魅力的な人材が在籍する学校との関係を築きたい企業と、学生に優良な企業を紹介したい学校関係者が一堂に会して交流を図るイベントで、54校の大学・専門学校関係者と109社の企業が集まった。

交流会の一幕。資料を手に、自社の魅力をアピールする

学校関係者の動向を知るオリエンテーション

交流会に先立ち、企業担当者を対象としたオリエンテーションが行われた。その一部で、キャリア支援を行う武居秀俊さんにより、学校と関係を築く際のポイントや学校関係者に対するアピール方法、学生の動向などを紹介するミニセミナーが開かれた。
「学校職員はマルチタスクが基本なので、企業対応以外の業務でも多忙です。ですから、『きちんと採用に繋がる』、『顔が見える』といった企業との付き合いを強化する傾向があります。このような点は、小回りの利く中小企業にとって大きなチャンスといえます。さらに、最近の学生は収入や出世よりもやりがいやライフ・ワーク・バランスを重視しますから、中小企業にとってとても有利な状況となっています。この交流会をきっかけにぜひ、チャンスを広げてください」

企業と学校の動向に詳しい武居秀俊さん

売り手市場となった採用活動は中小不利といわれるが、学校との関係においては中小企業にチャンスが広がっているという点を共有して、オリエンテーションは終了。企業担当者は順次、学校関係者が待つブースへ向かう。
「これまでは主に求人サイトを使って採用をしてきましたが、学校に出す求人にも力を入れようということで、名刺交換だけでもできれば良いなという思いで参加しました。一度顔を合わせているのといないのとでは、アポイントメントの取りやすさが格段に違いますからね」
と、まずは関係構築のきっかけ作りが目的と話す企業採用担当者。採用実績のある学校や、関連する学部のある学校など優先順位をある程度決めてきているようで、まっすぐに目的のブースへ向かう様子が見られた。各社のアクティブな動きからは、採用にかける熱意が垣間見えた。

企業と学校関係者の交流をメインに、採用支援サービス事業者による相談ブースも

交流は、学校関係者のブースを企業の採用担当者が訪問し、1コマ約15分で面談する形で行われた。開始から間もなく、全てのブースが埋まり、待機席まで行列ができる。ブースで待つ学関係者はこう話す。
「2019年卒の採用に向けた企業の動向を知るとともに、2018年卒でまだ内定が取れていない学生のために、採用を継続している企業がいらっしゃるか等についてリサーチしにきました。また、本校の学生の特徴や動向を企業の方に知ってもらい、今後の関係作りのきっかけにもしたいです」

企業向け個別相談ブースでは、採用支援サービス事業者が学校へのアプローチ方法を具体的にアドバイスする

就職媒体各社の調べでは、9月時点での新卒内定率は8割超といわれていて、2018年卒採用をすでに打ち切っている企業も少なくない。しかし実際、就職活動を続ける学生はまだ存在し、学校の就職支援も例年3月まで続いている。企業と学校が直接情報をやりとりできる関係を築き、お互いの実態に合った採用活動・就職支援を支援するのが本交流会の目的だが、まさにその目的を体現するようなコメントだった。
名刺交換を済ませると、採用担当者が自社の資料を広げて、扱っている商品や技術力、ライフ・ワーク・バランスへの取組など、企業のアピールポイント、求める人材などを学校関係者に伝えていく。一方の大学からも、学部の説明や学生の特徴などが伝えられる。
こうしたやりとりが交流会のメインとなるが、学校関係者に何を聞いて、どんな関係を築いたら良いか分からない企業には、採用支援サービス事業者による個別相談ブースも設けられている。冒頭のミニセミナーだけでは分からなかった個別の具体的な悩みに応じるコーナーだ。
「今回、初めて学校と関わりを持つことになる企業さんから、『そもそもどんなことを聞けば良いのか』、『大学との交流がどのように採用に繋がるのか』という相談が多く寄せられました。お互いの顔が見えて、リアルな情報をやりとりできるほうが、学生を迎え入れる企業としても、送り出す学校としても安心ですから、そのために交流が必要だということをお話しました」(前出の武居さん)
個別相談ブースでのアドバイスは実践的なものになるだけに、初参加の企業でも採用に繋がる道筋が見えてきたと満足する声が聞けた。

お互いの顔が見えることで、課題も見えてくる

途中に2回の休憩をはさみながらも、熱が冷めることはなく、終了時刻の17時30分まで交流が続いた。交流を終えた参加者に手応えを尋ねた。
「2018年卒でも文系学生がまだ活動していることが分かりました。当社はIT企業ですが、研修を充実させていますから、文系や未経験でも同じスタートラインに立てるということをアピールできました」(IT企業)

後ろの待機席までびっしり。学校との関係構築にかける熱意が感じられる

「左官業は、学校の担当者ですら漠然としたイメージしか持たれていないのが現実ですから、まずは知ってもらおうと仕事道具のコテを持って回りました。インパクトがあったようで反応は良かったです。昨年から通算3回目の参加になりますが、今年は初めて新卒の大学生から応募が来るなど手応えを感じています」(左官企業)
学生の動向が把握できれば、それを採用活動の戦略やスケジュールにも反映させることができ、企業にとっては精度の高い学生採用が可能となる。
学校関係者からも成果を得たとの声が聞かれた。
「毎年、寄せられる求人の数は膨大で、全てはチェックし切れませんし、まだ知らない優良企業もたくさんあります。個別に回るのは大変ですが、一日で一度に面談できるのは大きな収穫でした。学生と縁のありそうな企業としっかり関係を作っていきたいです」
「2018年卒の学生に紹介する企業も見つけたかったのですが、企業はもう2019年卒の採用に切り替えているようで、動きの速さを実感しました。ただ、企業の動向を確認できたのは大きな収穫なので、次年以降の計画に繋げていきたいです」
お互いの事情が見えるからこそ、具体的な課題も見えてくる。漠然と活動しているときよりは確実に一歩前進しているといえるだろう。今回の交流会をきっかけに、両者が継続的な関係を構築し、企業と学生がより良い形で出会えることに期待したい。

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