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TORIKUMI REPORT中小企業しごと魅力発信プロジェクト 取り組みレポート

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第一回:企業×学校関係者 就職情報交流会 / 9月20日(木)実施

2018年9月20日、企業の採用担当者と学校の就職担当者が集まり交流を図る「平成30年度 第一回企業×学校関係者 就職情報交流会」が、新宿NSビル・イベント大ホールにおいて開催されました。
若手人材の確保に向けて自社をアピールしたい企業と、学生に優良な中小企業を紹介し就職活動を支援したい学校とが集まるイベントで、今回は115の企業と48の大学・専門学校に参加いただきました。

企業と学校が情報交換を行い、関係を深める交流会

人材確保に悩む中小企業にとって、学校との貴重な接点に

イベントは、企業の採用担当者に向けたオリエンテーションからスタート。開会の挨拶として、東京都産業労働局雇用就業部事業推進担当部長が登壇しました。
「平成28年4月以降、有効求人倍率は28カ月連続で2倍以上。2019年3月の大卒における、300人以下の企業の求人倍率も過去最高の9.91倍という大きな数字です。そうした中、2018年3月に企業を対象に行われたアンケートでも、売上拡大を阻害する課題に“人材不足”が挙げられており、中小企業が人材確保に苦慮していることがわかります。

オリエンテーションで、学校との面談の仕方に耳を傾ける企業担当者たち

昨今、学生の大手志向が強まっていると言われていますが、今年の4月に大手就職会社が発表した大学生の就職意識に関する調査によると、約4割の学生が『やりがいがあれば大手にはこだわらない』と回答しています。更に、学校の就職担当者からも『知名度や規模だけでなく、魅力のある企業を学生に勧めたい』といった声を聞いています。
また、若者の間では、ライフワークバランスを重視する傾向が年々高まっています。今後、働き方改革への取組が、若者に対する重要なアピールポイントになってくるでしょう。本日の交流会でも、学校関係者との有意義な情報交換とともに、そうした自社の取組を積極的に紹介していただければと思います」

この交流会は平成28年度から開催され、今年で3年目。参加企業にとっては、大学や学生の情報を得られるだけでなく、一度に多くの学校の就職担当者と交流を持つことができ、学校訪問の足掛かりにもなるなど、採用活動に活かせる点が大きなメリットです。実際、過去に参加した企業からは、「今まで接点がなかった学校と交流を持つことができた」「採用活動の幅を広げることができた」といった声が多く寄せられています。

求人票ではわからない社風や企業の雰囲気に触れられる機会

30分間のオリエンテーションが終わると、いよいよ交流会が始まりました。企業の採用担当者は会社案内や求人情報などを手に、各学校のブースへと足早に向かいます。間もなく席が埋まり、待機席にも列ができました。
面談は1社あたり15分以内を目安に行われます。ブースでは、次々と名刺交換が行われ、企業の採用担当者が会社概要や製品・サービス、福利厚生など、積極的に自社をアピールするとともに、学校の就職担当者も学校や保有する学部、学生の特徴を紹介している様子が見られました。ある大学の就職担当者が、「我々の大学は理系のイメージがあまりないのですが、理系の学部も備えているため、そこを強くアピールしています」と言うように、この交流会が学校側にとっても企業との関係づくりの有益な場になっていることがわかります。

学生に合う企業を求めて学校の就職担当者も真剣

学校側には、2020年卒の採用に関する企業の動向を収集することに加え、2019年卒でまだ内定が決まっていない学生のために、交流会を通じて採用活動を継続している企業を探したいという希望もあります。
「学生の大手志向は強い状況ですが、現時点で就職が決まっていない学生は今後、中小企業へも目を向けていきます。当校の学生にマッチする企業かをしっかり見極めたいですね。働きやすさと職種を重視しています」と話す学校の就職担当者もいました。
更に、経営者や上司との距離が近い中小企業では、仕事内容はもちろん、社風を気にする学生も多いようです。昨年に続いて参加したという学校の就職担当者は、「社風や企業風土は求人票からでは見えないものなので、企業の方と直接会うことができるこうした場を大切にしています」と話し、“売り手市場”、“大手志向”が強い中で、中小企業の魅力を学生に伝えられるよう、企業の特徴や雰囲気を細かくメモする姿も見られました。

人材難・採用難の中で学校との関係づくりの足掛かりに

交流会がスタータして1時間ほどすると参加者たちの緊張も解け、時折、笑い声が聞こえるブースもあるなど、会場内は和やかな雰囲気へと変わっていきました。

待機席で面談を待つ企業の採用担当者に交流会の参加の目的を聞いてみました。
「まずは自社の存在を知ってもらうことが何よりです。学校と接点をつくる機会がなかなかないので、今日はそのきっかけになればと参加しました」(製造業)

自社の魅力をアピールする企業

「昨年も参加したのですが、学校の担当者の方と名刺交換をしたことで、アポイントがとても取りやすくなったので、今年も参加しました」(IT企業)
また、「当社はデザイン会社で美術大学からの応募はあるのですが、一般大学からの応募が少ない状況です。デザインやイラストが描けないとダメといったイメージを持たれやすいのですが、デザインのコンサルティングも行っているため美術大学出身以外の人材も欲しく、今日は一般の大学にアプローチできればと来ました」といった話もあり、「学校との関係づくりの足掛かりにしたい」という声が多数を占めました。

同時に、多くの企業の採用担当者が口にしたのが、採用難に対する苦労です。
人員が足りず業務が回らなくなってしまったり、後継者が不在のため技術の継承がでなかったりと、よりダイレクトに事業に影響が及ぶ中小企業にとって、人手不足は深刻な問題です。
「当社は理系の技術系の会社ですが、学生が集まりにくい状態です。理系の大学を中心に回り、自社の技術力をアピールしています」(製造業)
ここ1・2年、会社説明会などを実施しても、応募者が少なくなっていると言います。そうした課題の解決の糸口として、この交流会に期待を寄せる企業も少なくないようです。

まとめ

今回の交流会も、開場とともに企業の採用担当者が次々と訪れ、オリエンテーション会場に用意された席は、開始直前には満席に。複数の担当者で来場した企業は、1校でも多くの学校と交流を図ろうと、手分けしてブースを訪問するなど、人材確保への真剣さがうかがえました。また、学校の就職担当者も休憩時間を惜しんで企業と面談する様子が見られ、3時間半にわたって行われた交流会は終始、熱気であふれていました。
一度に複数の大学、企業と直接対面できるこの交流会。学校にとってはより多くの優良企業を見つけ出し、企業にとっては自社の存在を直接訴求できる、絶好のチャンスです。ここでの出会いが、中小企業と学生のより良い未来の出発点となることを期待します。

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